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発達障害は防ぐことができる?!

カイロ 2020年2月 1日

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近年、「発達障害」の子供に悩む親御さんが増えているように思います。私のオフィスにもたくさんの患者さんが来られます。子供たちの多くは、身体に緊張が見られ、サブラクセーション(脊柱の機能上の問題)も確認できます。特に脊髄と脳を繋ぐ部分である頭蓋と上部頸椎(いわゆる後頭部)に緊張が多く、脳から身体への神経伝達がうまくいっていないように見受けられます。しかし、カイロプラクティックケアを受けていただくと多くの子供たちに改善がみられます。

「発達障害」は、3歳ころに診断を受けることが多いですが、経過観察になり、たいていの場合様子見か、療育プログラムを受けるのが現状です。原因が分からないのでなにもすることができないのです。

では、「発達障害」とはいったい何でしょう?本当に増加しているのでしょうか?

発達障害とは、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD (注意欠如・多動症)、LD(学習障害)などを含む幅広い概念を指します。脳の発達の違いによるものであると考えられており、感染症や遺伝子の異常による疾患が原因となることもありますが、原因不明のことがほとんどです。

「発達障害」の調査を始めた1993年度との比較では、なんと7.4倍増だそうです。なぜこれほど、発達障害とされる子どもが増えているのでしょうか。ひとつには、発達障害の診断基準が変更されたことで、該当する子どもの割合が増えたことが挙げられます。しかし、それ以上に大きな要因としては、発達障害が多くの人に認識されるようになったことが挙げられます。

日本の場合は、2005年に発達障害者支援法が施行されたことにより、医療関係者のみならず、保健・福祉の関係者や教育関係者に発達障害が広く知られるようになりました。保育士や幼稚園教諭、小学校の教員などの間に発達障害の知識が広まると、かつては「わんぱくな子」「落ち着きのない子」などとされてきたような子どもたちが、発達障害なのではないかといわれるようになったのです。保護者に対して「発達障害の可能性があるので病院を受診してみてはどうか」と勧める先生も増えました。

私も多くの場合、患者さんが来ると、いつも「う~ん。なんだかなぁ・・・」と感じます。(あくまでも個人的にですが)というのは、私には普通に元気なお子様に見えることが多いからです。
2歳でADHDと診断された?!→2歳児はみんな多動!たくさん動かないほうが怖い。 
3歳で発語遅延を心配→そのうち話し始めます!「パパ」や「ママ」、あるいは「嫌」や「抱っこ」など都合のいいことは言えるのだから。
などなど、ただの個性であることがほとんどです。しかし、中には5歳で全く言葉を発することができない子供や、8歳で読み書きができない子供もいます。

では、どうやって防ぐことができる?!理由は2つあります。

1、まず1つは、大人のものさしで子供を判断しないことです。
すこし落ち着きがなくても、成長がほかの子と比べて遅くても、それはその子の個性として認めてあげ、今できることを褒めて伸ばしてあげるようにしましょう。褒めてあげれば子供たちは自信を持つことができるようになり、のびのび育ってくれます。そうすれば、発達障害という診断は少なくなるのではないでしょうか。

2、産道を通って出てくる
あるいは帝王切開で取りあげられた時にかかったストレスにより赤ちゃんの身体は緊張し、結果的にサブラクセーションや向き癖になります。そのことにより脳からの神経伝達が正常に働きにくく、成長発達に影響を与えると考えられます。小児カイロプラクティックでは、脊椎や頭蓋のケアをすることで、神経の働きを向上させます。神経の働きが良くなると、脳の発達が促され、今までできにくかったことが、少しずつできるようになるケースが多くみられます。
そのような理由から、0歳のうちにカイロプラクティイクを受けることをお勧めします。小児カイロプラクティイクを受けていただくと、赤ちゃんの身体の緊張がなくなり、その後の発達がスムーズになっていきます。そうすれば、2-3歳で「発達障害」と診断されることもなくなるのではないでしょうか。

参照
https://medicalnote.jp/diseases/発達障害
https://gentosha-go.com/articles/-/19749
https://www.news-postseven.com/archives/20160507_409670.html


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